24日夕方、長野県松本市内の国道158号を走行中の中型観光バスがカーブを曲がりきれずに対向車線側に逸脱。そのまま道路右側の石垣に衝突した。バスは中破し、2人が重傷。運転手を含む12人が軽傷を負っている。
長野県警・松本署によると、事故が起きたのは24日の午後4時30分ごろ。松本市安曇付近の国道158号を走行していた中型観光バスが緩やかな左カーブを曲がりきれずに対向車線側に逸脱。そのまま道路右側に石垣に衝突した。
バスの車体は中破。乗客2人が骨折などの重傷を。11人が打撲などの軽傷を負った。53歳の男性運転手も軽傷を負い、いずれも近くの病院に分散収容されている。
現場は片側1車線の下り坂。当時は雪が降っており、路面が多少は濡れていたものの、凍結はしていなかった。警察ではハンドル操作の誤りが事故の原因とみて、運転手の回復を待って自動車運転過失傷害容疑で事情を聞く方針だ。