横断男性をひき逃げした容疑者、カーステレオの操作をしていた

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昨年11月、東京都武蔵村山市内の都道(通称:青梅街道)で、道路を横断していた68歳の男性がクルマにひき逃げされて死亡した事故について、警視庁は22日、瑞穂町内に在住する33歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。

警視庁・交通捜査課によると、問題の事故は2007年11月10日の午後6時50分ごろ発生した。武蔵村山市中藤付近の都道で、道路を横断していた68歳の男性がクルマにはねられた。男性は約20m引きずられて全身を強打。近くの病院に収容されたが、頭部や腰部の骨折が原因で約2時間後に死亡した。

警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。現場に落ちていた部品や目撃情報から車種の特定を進めた。この結果、瑞穂町内に住む33歳の男が容疑に関与したものと断定。22日までに自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)などの容疑で逮捕した。

男は容疑を大筋で認めており、調べに対しては「カーステレオの操作をしていて、前をよく見ていなかった」などと供述しているという。

《石田真一》

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