22日朝、石川県七尾市内の県道を登校のために歩いていた小学6年生の女児が、後ろから進行してきたクルマと接触した。女児は軽傷。クルマはそのまま逃走したが、他でも車両との接触事故を起こしており、警察は目撃情報から59歳の男を逮捕している。
石川県警・七尾署によると、事故が起きたのは22日の午前7時45分ごろ。七尾市大和町付近の県道で、道路左側の路肩を小学6年生の女児が登校するために歩いていたところ、後方から走ってきたクルマと接触した。
女児は右腕などを打撲する軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、同市内では同じ時間帯にクルマへの接触事故が発生しており、これが女児ひき逃げと同じ車両である可能性が高くなった。
警察ではナンバープレートの目撃情報から59歳の男が容疑に関与したものと特定。男からは酒気帯び相当量のアルコール分も検出したため、同日夜までに自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)容疑で逮捕している。
男は前夜に酒を飲んだことを認めており、「二日酔いだと思っていた」などと供述しているという。