17日夜、石川県小松市内の国道360号を走行していた石川県警・小松署のパトカーに対し、後続の乗用車が追突した。クルマを運転していた男は酒に酔った状態だったことから、警察ではこの男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。
同署によると、事故が起きたのは17日の午後8時15分ごろ。小松市軽海町付近の国道360号を走行していた同署パトカーに対し、後続の乗用車が追突した。双方のクルマは小破。パトカーに乗っていた署員2人にケガもなかった。
署員が被害状況を確認しようと車外に出たところ、後続車を運転していた57歳の男は「お前のクルマが遅いからだ」などと言いがかりをつけたが、この際に男が酒臭いことに気づき、アルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量のアルコール分を検出。男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。
事故当時、パトカーは同市内で発生した交通事故現場からの応援要請を受け、赤色灯を使用した状態で現場に向けて走行していた。警察の調べに対して男は「酒は朝方に家で少しだけ飲んだ」と供述しているという。