17日午後、埼玉県三郷市内の県道を走行していた乗用車が対向車線に進出。直後に対向車線を順走してきた別の乗用車と正面衝突する事故が起きた。双方のクルマは大破し、4人が死傷している。
埼玉県警・吉川署によると、事故が起きたのは17日の午後0時15分ごろ。三郷市幸房付近の県道を走行していた58歳男性の運転する乗用車が、バス停に停車していた路線バスを追い抜こうと対向車線側に進出。直後に対向車線を順走してきた別の乗用車と正面衝突した。
双方のクルマは衝突によって大破。対向車線進出側のクルマを運転していた男性が前進強打で間もなく死亡。同乗していた20歳の男性が胸部打撲の軽傷を負った。順走側のクルマを運転していた58歳の男性が胸部骨折の重傷。同乗していた28歳の女性も軽傷を負い、近くの病院で手当てを受けている。
現場は片側1車線の直線区間。警察では前方の安全確認を怠り、漫然と対向車線側に進出したことが事故の主因になったと推測している。