現場から徒歩で逃走、側溝に転落の男逮捕

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17日未明、福岡県久留米市内の市道で、交差点を進行中の軽ワゴン車と軽乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。軽ワゴン車の男は酒に酔っており、その場にクルマを放置して逃走したが、側溝に足を取られて転落しているところを発見。逮捕された。

福岡県警・久留米署によると、事故が起きたのは17日の午前2時35分ごろ。久留米市安武町付近の市道交差点で、20歳男性の運転する軽乗用車と、交差道路を進行してきた軽ワゴン車が出会い頭に衝突。双方のクルマは小破した。

軽乗用車に乗っていた2人が打撲などの軽傷を負ったが、軽ワゴンを運転していた男は現場にクルマを放置して徒歩で逃走。通報を受けた同署では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始した。

現場周辺の捜索を実施したところ、現場の交差点から約200m離れた市道の側溝に足を取られて転落し、身動きが取れなくなっている泥酔状態の男を発見。警察ではこの男が事故を起こしたと判断し、道路交通法違反(酒酔い運転、ひき逃げ)の容疑で逮捕した。

男は立っていられないほどの泥酔状態だったが、飲酒運転の事実を否定。アルコール検知も拒否しているという。このため、血液を採取してアルコール量の特定を進めている。警察では自動車運転過失傷害容疑でも調べを進める方針だ。

《石田真一》

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