悪質ないたずら? クルマ6台が川に突き落とされる

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16日朝、奈良県御所市や大淀町、下市町や田原本町で駐車中のクルマ6台が川や水路に落とされるという事件が起きた。クルマは窓ガラスが割られ、サイドブレーキが解除された状態で落とされたとみられるが、車内を盗難目的で荒した形跡は確認されていない。

奈良県警によると、最初の事件は御所署管内で発生した。16日の午前7時20分ごろ、御所市内に在住する男性から「クルマが水路に転落した」との通報が寄せられた。運転中の転落ではなく、夜間に何者かがクルマのガラスを割り、サイドブレーキを解除した状態で突き落とした可能性が高いことがわかった。

続いて大淀町と下市町を管轄する中吉野署が午前8時から9時に掛けての間に3台の被害を確認。3台とも川に突き落とされていたが、このうち2台は夜間ではなく、同日朝までに現場付近で駐車したものだったという。

田原本町でも午前8時30分ごろに田原本署が2台の被害を確認。このうち1台は半年ほど前から倉庫代わりに使われていたもので、自走できない状態だった。

警察では複数人による悪質ないたずら事件の可能性が高いと断定。目撃者探しを続けている。

《石田真一》

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