パトライトが発表した2007年4 - 12月期の連結決算は、当期純利益が前年同期比46.2%減の9億8600万円となり、大幅減益となった。
売上高は動12.8%減の76億6800万円と、2ケタの減収となった。車輌機器事業は、車輌搭載用LED表示ボード製品が計画通りの売上高を確保できなかったものの、散光式警光灯や車載用電子サイレンアンプ類について官公庁向けの更新需要を例年通り確保できたことに加えて、新製品の照明製品や自主防犯活動向け青色防犯製品などが順調に推移した。
しかし、海外市場で中国を除くアジアや米国で受注が伸び悩んだ。
収益面でも減収をカバーできずに営業利益は同14.9%減の10億7800万円と大幅減益となった。経常利益は同9.4%減の11億7300万円だった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。