11日深夜、三重県御浜町内の県道を走行していたワゴン車がカーブを曲がりきれずに路外へ逸脱、ガードレールを突き破って崖から転落する事故が起きた。クルマは大破。後部座席にシートベルト未着用で同乗していたとみられる3人が重傷を負っている。
三重県警・紀宝署によると、事故が起きたのは11日の午後11時30分ごろ。御浜町引作付近の県道を走行していた20歳男性の運転するワゴン車がカーブを曲がりきれずに路外へ逸脱、道路左側のガードレールを突き破って崖から転落した。
クルマは約8m下まで落ちて大破。後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた16歳と19歳の男子高専生が頭部強打で意識不明の重体、19歳の女性が重傷、運転者を含む2人が打撲などの軽傷を負っている。
現場は片側1車線。山間部のためにカーブが連続した区間となっている。クルマは急カーブを曲がりきれず、直進するような状態でガードレールに衝突していた。警察では速度超過も事故の一因とみている。