11日午前、京都府和束町内の町道を走行していた軽乗用車が路外に逸脱。そのまま横を流れる川に転落した。クルマは約7m下まで落ちて中破。後部座席にシートベルト未着用で同乗していた1人が死亡。運転者を含む2人が軽傷を負った。
京都府警・木津署によると、事故が起きたのは11日の午前10時10分ごろ。和束町湯船木戸ノ奥付近の町道を走行していた67歳女性が運転する軽乗用車が路外に逸脱。道路横を流れる川に転落した。
クルマは約7m下まで落ちて中破。後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた78歳の女性が腹部を強打。収容先の病院で約2時間30分後に死亡した。運転していた女性と、助手席に同乗していた33歳の女性はシートベルトを着用しており、打撲などの軽傷で済んだ。
現場は緩やかなカーブが連続する区間。警察ではスリップか、ハンドル操作の誤りが事故の原因と推測している。