ミクニは、アセアン地域最大の二輪車市場であるインドネシアでの生産・サービス体制を強化するため、インドネシア現地法人の体制強化と新工場建設のため増資を行うと発表した。
増資するのはPTミクニ・インドネシアで、400万ベ米ドルだった資本金を1000万米ドルに増資する。増資後の出資比率は同じで、ミクニが70%。3月末を目処に実施する。
また、キャブレタを生産する工場を新設する。工場の敷地面積は3万平方メートルで、建物面積は8400平方メートル。投資額は14億円で、2009年2月に操業する予定だ。
同社では現在、キャブレタを年間160万台生産しているが、新工場の稼動で生産量を年間220万台に引き上げる。