【キャンピング&RVショー08】軽ベースのキャンピングカーを選ぶユーザー

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『キャンピング&RVショー2008』(幕張メッセ / 2月9 - 11日)では、欧米のビッグキャンピングカーと並んで軽自動車ベースのキャンピングカー(CC)が注目されていた。

そんな小さくて楽しいクルマたちを製作する各社の担当スタッフに、軽自動車ベースを好むユーザーの印象などを聞いてみた。

軽乗用車ベースのCCを製作・販売するホワイトハウス(名古屋市)の酒井氏は「今の団塊世代が、先輩となる60 - 70代の趣味や遊びのスタイルに触発されて、定年後を待ち焦がれて買うというのが多い。『クラウン』などの大型セダンから乗り換えるお客様が多く見受けられた。これは意外でした」と。

また、街で見かける“移動パン屋”などの、軽自動車ベースの移動販売車をメインに扱うゼック(石川県野々市町)の岩崎純氏は「リタイア後にできる仕事として移動販売車をネット検索しているうちに、軽タイプ移動販売車ベースのCCに興味を持ち始めたという40 - 50代のユーザーもいらっしゃる。月に1000件もの問い合わせが来ているのも事実」と話す。

また、取材中にゼックのブースで、「インテリアを含まない、ベース車+FRPボディの箱だけの購入は可能か?」と質問するユーザーがいた。インテリアなど、好きなパーツを組み合わせて自分流にアレンジしたいというユーザーも少なくない。

さらに前出の酒井氏は「購入後のお客様たちは、これも意外だが頻繁に遠出している。車両航送運賃も安く押さえられるカーフェリーを活用するなどし、旅の幅を広げているようだ」と、ユーザーの旅のスタイルに触れた。

ガソリン料金高騰という背景もあるが、依然、維持費・燃費の面で経済的である軽自動車ベースのCC人気は、今後も続きそうな気配だ。

《レスポンス編集部》

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