GMが車の値上がりを示唆

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GMのCFO、フリッツ・ヘンダーソン氏は、「CAFEの改正、原材料の値上がり、規制に合致させるための整備コストなどにより、北米の自動車価格は近い将来かなりの値上げが予想される」と発言した。

GMではすでにボブ・ラッツ副会長が「グリーンカーのためのコストはユーザーが負担することになる」と発言し、話題を呼んでいる。

ヘンダーソン氏は、こうした車の価格上昇がいつ頃から始まるかについては「分からない」としながらも、すでに原材料価格は高騰しており、ハイブリッドその他の技術開発にかかる投資も各メーカーで膨れ上がっていることを示唆。この中で利益を上げて行くためには、メーカーのコスト削減努力もさながら、ある程度ユーザーに価格という形で反映するのもやむを得ないとしている。

GMではすでに利益マージンの低いレンタカーやフリート販売の割合を減少させているが、同じ動きはフォードモーターでも見られている。

現在はエコ、グリーンカーに重きが置かれ、ユーザーも車を買う際に燃費を重視する、という声が高まっている。しかし車の価格が上がった時にもユーザーは同じ反応を示すのか? 挑戦的とも言えるGMからのコメントに、米政府がいかに対応して行くのかが今後の焦点となりそうだ。
《Sachiko Hijikata, US editor》

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