カーブを曲がりきれずガードレールに衝突、4人死傷

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27日未明、愛媛県新居浜市内の県道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。そのまま道路右側のガードレールに衝突した。クルマは横転大破。後部座席に同乗していた17歳の男子高校生が収容先の病院で死亡。運転者を含む3人が軽傷を負った。

愛媛県警・新居浜署によると、事故が起きたのは27日の午前3時40分ごろ。新居浜市荷内町付近の県道を走行していた18歳少年の運転する乗用車がカーブを曲がりきれずに対向車線側に逸脱。そのまま道路右側のガードレールに衝突した。

クルマは衝突の弾みで横転。後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた17歳の男子高校生が右足を骨折。近くの病院に収容されたが、約2時間後に骨折部位の血栓などを理由とするショック症状を起こして死亡した。運転者を含む3人は打撲などの軽傷。

現場は片側1車線の緩やかな右カーブ。クルマはかなりの速度を出していたとみられるが、衝突地点の手前にはブレーキ痕があり、実際の衝突速度は低かったとみられる。警察では運転者の回復を待ち、自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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