三菱重工業は、4月1日付けで大宮英明副社長が社長に就任する人事を内定した。
佃和夫社長は会長に就任する。また、西岡喬会長は相談役に就任する。
新社長に就任する大宮氏は、東京大工学部を卒業後、同社に入社し、産業機器事業や冷熱事業本部などを経て、2002年に取締役に就任、2005年に常務執行役員、2007年からは副社長執行役員を務めている。61歳。
一方、相談役に退く西岡会長は、三菱自動車の経営再建計画の策定の際、三菱重工が責任をもって再建することをアピールするため、三菱自動車の会長に就任している。今後、三菱自動車の会長に佃氏が就任するのか注目される。