12日朝、広島県三原市内の市道沿いにある用水路に軽ワゴン車が転落しているのを通行人が発見。警察に届け出た。運転していた23歳の女性は死亡。この女性の長男で、4歳の男児が軽傷を負っている。
広島県警・三原署によると、警察が事故発生を認知したのは12日の午前8時30分ごろ。三原市沼田東町納所付近の市道を走行していた軽ワゴン車が路外に逸脱し、道路から約5m下を流れる用水路に転落しているのを通行人が発見。消防に届け出た。
クルマの運転席には23歳の女性が取り残されており、近くの病院に収容されたが、頭部強打が原因で間もなく死亡。同乗していたとみられる4歳の男児は頭などを打撲する軽傷を負った。発見当時は車外にいたが、放出されたわけではなく、チャイルドシードのベルトを解除して自力脱出したものとみられる。
発見者は「子供が泣いているのに気づき、用水路を見たらクルマが転落していた」と署員に説明していたようだ。現場は直線区間で、警察ではハンドル操作の誤りから転落したものと推測している。