富士重工業が12月25日に発表した新型スバル『フォレスター』は、ソフトフラットシートと呼ばれるシートを先代から継承している。フロントシートのヘッドレストを取り外し、後方に倒すと、リアシートの座面までつながるスペースができるというもの。
スバル商品企画本部、デザイン部、デザイナーの雲野裕紀さんは、「レジャーに行くときに、朝早く家を出て、出先で仮眠をとるようなときに対応させました。最近のSUVでは、なかなかなくなってきた機能なんです。しかし、フォレスターは、レジャーで使われることが多いクルマですから」と、言った。
そのため、バックレストが短く(低く)、ヘッドレストが妙に縦長になっているが、それもフォレスター独特の雰囲気。