トヨタ自動車が発表した2007年4−6月期(第1四半期)の連結決算は、当期純利益が前年同期比32.3%増の4915億円と、3カ月で5000億円近い利益となった。過去最高益を更新した。
トヨタ自動車は、3日開催の取締役会で、自己株式の取得枠の設定を決議した。自己株式を取得するのは資本効率の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行するためとしている。
日野自動車は2日、小型トラックでメキシコ市場に新規参入したと発表した。HINO『300シリーズ』(日本名『デュトロ』)で、今年度は400台の販売を計画する。
日産自動車は、飲酒運転を防止する機能を搭載したコンセプトカーを開発し公開した。今後、このコンセプトカーを使った技術開発と検証実験を進めていく。
日清紡が発表した2007年4−6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比0.7%増の772億7100万円と微増だった。
古河機械金属は、2008年3月期の連結決算業績見通しを修正した。売上高は1940億円を予想していたが2080億円に上方修正した。電気銅相場が想定を上回る水準で推移することが見込まれる。
リケンが発表した2007年4−6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比5.0%増の229億7200万円、営業利益が同7.3%増の22億2300万円となり、増収増益となった。
ケーヒンが発表した2007年4−6月期(第1四半期)の連結決算は、当期純利益が前年同期比32.3%増の42億9200万円と大幅増益となった。
ケーヒンは、不具合対策費用を計上するため、2008年3月期の連結決算の業績見通しを下方修正した。
タカタは、ヨーロッパのインフレータ事業の生産性の向上を目指して生産体制を再編成すると発表した。インフレータの製造をドイツ・ザクセン州にあるタカタ−PETRIのFreiberg工場に集約する。