タカタは、ヨーロッパのインフレータ事業の生産性の向上を目指して生産体制を再編成すると発表した。インフレータの製造をドイツ・ザクセン州にあるタカタ−PETRIのFreiberg工場に集約する。
子会社のタカタ−PETRIは、1300万ユーロ(約21億円)を投じてFreiberg工場にインフレータ製造ラインの拡張工事を行っている。現在一部のインフレータを生産しているPetri−DN Gmbhbインフレーター・システムズ社のFuerth工場の生産機能はFreiberg工場へ移管し、2008年3月末までに閉鎖する予定だ。
タカタでは、高品質を目指す生産システムとグローバルなニーズに対応した流通システムを構築し、世界規模で均質なサービスを提供するため、こうした業務の効率向上に積極的に取り組んむ方針だ。
今回の生産の再編で、現在の生産量年間800万ユニットを約2倍に生産量を引き上げる計画だ。