対向車線に逸脱の軽乗用車、3台と接触や衝突を繰り返す

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21日正午ごろ、大分県豊後大野市内の県道を走行していた軽乗用車が対向車線側に逸脱し、車両3台と接触や衝突する事故が起きた。軽乗用車は大破。運転していた82歳の男性と、同乗していた80歳の女性が死亡している。

大分県警・豊後大野署によると、事故が起きたのは21日の正午ごろ。豊後大野市三重町上田原付近の県道を走行していた82歳男性が運転する軽乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走していた軽トラックや乗用車と接触した後、カーブを曲がり切れずに進入。この直後に51歳の男性が運転する普通トラックと正面衝突した。

衝突によって軽乗用車は大破。運転していた男性と、助手席に同乗していた80歳の女性が全身を強打して間もなく死亡。トラックを運転していた男性も打撲などの軽傷を負い、近くの病院で手当てを受けている。接触車2台の運転者にケガはなかった。

現場は片側1車線で、緩やかなカーブが連続する区間。警察では事故の原因を調べている。

《石田真一》

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