富士エレクトロニクスは、2008年2月期の連結決算業績見通しを下方修正した。
売上高は511億円を予想していたが、445億円にとどまる見通しだ。カーナビやカーオーディオ向けは好調だが、計測器やFA機器などの産業機器向け、大型コンピューターなどの情報機器向けなどが不振なため。
収益では、売上げが予想以下だったのに加え、フェアチャイルド・シンショウ・セミコンと神商電子部品の子会社化、両社の子会社の在庫の評価損見込みを特別損失として計上した。
このため、営業利益は39億4700万円を予想していたが、30億円に、経常利益は42億1900万円を予想していたが、32億円にそれぞれ下方修正した。
当期純利益は23億6500万円から16億5000万円に下方修正した。