19日午後、三重県四日市市内にあるJR関西本線の踏切で、アームを上げたまま走行していたとみられるクレーン車が、高さ約4.5m付近に設置された架線を引っ掛ける事故が起きた。架線は約150mに渡って外れ、同線の運行は約3時間に渡ってストップした。
三重県警・四日市南署によると、事故が起きたのは19日の午後2時40分ごろ。四日市市昌栄町付近のJR関西本線の踏切で、アームを上げたまま進行してきたクレーン車が架線を引っ掛け、そのまま逃走するのを通行人が目撃。警察に通報した。
踏切付近では約150mに渡って架線が脱落しており、送電不能となったことから列車の運行も桑名〜亀山駅間でストップ。復旧作業には約3時間を要し、約1400人の足に影響が出た。
警察では過失往来危険などの容疑で捜査を開始。現場から逃走した車両の行方を追っている。