ニッパツは、持分法適用会社フォルシア・ニッパツ九州(FNQ)のフォルシアが保有するFNQ株式の一部を取得することで合意したと発表した。
FNQの生産活動をさらに円滑に進めるため、日本国内で事業展開をしているニッパツが経営の主導権を握った方が得策と判断した。
ニッパツはフォルシアからFNQの株式3100株を12月31日付けで取得する。
これまで、FNQはフォルシア、ニッパツの折半出資だったが、今回の株式譲渡で、ニッパツの出資比率は81%となる。ニッパツは2007年度第4四半期からFNQを連結子会社化する。
FNQは前年度、新車種を受注に向けて増床し、今年度後半から新たに数車種の納入を開始しており、2008年度には黒字化を目指している。