三菱自動車、リチウムイオン電池で合弁会社を設立

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三菱自動車、リチウムイオン電池で合弁会社を設立
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三菱自動車、GSユアサ コーポレーション、三菱商事の3社は、リチウムイオン電池の合弁会社「リチウムエナジー ジャパン」を設立したと発表した。

3社は2007年5月から大容量・高性能なリチウムイオン電池の合弁新会社の設立に向けて具体的な協議を重ねてきた。

石油代替エネルギーとして電気自動車が注目されているが、実用化のためには、大型リチウムイオン電池が必要不可欠だ。1990年代後半から実用化が始まった大型リチウムイオン電池を電気自動車を含む自動車分野や産業分野に幅広く適用するためには、さらなる性能向上、品質の安定化に加え、量産効果による大幅なコストダウンの実現が必要。

今回設立した新会社のリチウムエナジー ジャパンは、大型リチウムイオン電池の高い技術を保有し、その用途拡大を目指すGSユアサ、電池事業への参入に加え、その周辺事業の創出を目指す三菱商事、究極の環境対応車である電気自動車の普及を目指す三菱自動車の3社が共同出資して設立した。

資本金は5億円で、2008年4月までに40億円に増資する。出資比率はGSユアサが51%、三菱商事が34%、三菱自が15%。新会社では、2009年度初頭に大型リチウムイオン電池を年間20万個生産する。

資源、材料、開発、製造、販売、用途開拓といった垂直方向のバリューチェーンの統合力を生かし、強力なシナジー効果を発揮すると、している。

リチウムエナジー ジャパンは、大型リチウムイオン電池の開発・製造・販売事業で電気自動車、プラグインハイブリッド車、エネルギー回生システムなどの環境対応技術が社会に浸透することを実証していくと、している。

《レスポンス編集部》

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