レッカー作業員、用水路に転落して死亡

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8日午前、埼玉県羽生市内の国道122号で、橋上で事故を起こしたクルマの撤去作業を行っていたレッカー作業員の男性が、作業中にフェンスを乗り越えた際、誤って用水路に転落する事故が起きた。男性は約2時間後に救出されたが、溺死している。

埼玉県警・羽生署によると、事故が起きたのは8日の午前9時20分ごろ。羽生市上新郷付近の国道122号に架かる橋上で、欄干に衝突する事故を起こした乗用車の撤去作業を行っていた34歳のレッカー作業員男性が誤って用水路に転落。そのまま流された。

地元消防が救出作業を行った結果、男性は約1時間30分後に水深約2.5m付近に沈んでいるのが発見されたが、救出直後に死亡が確認された。溺死とみられる。

警察によると、同日の午前8時20分ごろ、橋上で普通トラックと乗用車が正面衝突する事故が発生。男性は欄干を突き破った乗用車の撤去作業を行っていたという。

撤去車両にワイヤーを掛ける作業中に橋の欄干(もしくは用水路の金網フェンス)を乗り越えようとした際、バランスを崩して用水路内に転落したようだ。

《石田真一》

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