横河電機、中国メジャーの石油精製プラント向け制御システムを受注

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横河電機は、中国石油メジャーの1社である中国石油天然気(CNPC)の広西石化から、欽州で進める年産1000万トンの大規模石油精製プラント向けの制御システムを受注したと発表した。

横河電機は欽州石油精製プラントに向け、主力の統合生産制御システム「CENTUM CS 3000」を納入する。

欽州石油精製プラントプロジェクトは、CNPCが南方地域に建設する初めての製油所計画で、中国の第11次5か年計画による石油精製・石化プラント建設計画のひとつ。5か年計画の主要石油精製・石油化学プロジェクトとしては、他に大連、独山子、四川、撫順などがあり、このうち2005年から始まった大連の製油精製プロジェクト、2006年の独山子の石油精製・エチレンプロジェクトの制御システムを横河電機が受注している。

横河電機では、今回のプロジェクトを受注できたのは、長年にわたって中国市場に供給してきた製品の信頼性や国際プロジェクトでの豊富な経験が評価されたとしている。今後、発注される四川と撫順の石油化学プロジェクトでも受注を目指し、巨大市場である中国でのシェアを拡大を狙う。

《レスポンス編集部》

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