20日朝、新潟県糸魚川市内の国道148号を走行していた大型トラックが対向車線側に逸脱。対向車線を順走していた別の大型トラックと正面衝突した。双方のトラックは大破。順走側のトラックを運転していた男性が死亡している。
新潟県警・糸魚川署によると、事故が起きたのは20日の午前7時10分ごろ、糸魚川市小滝付近の国道148号に架かる大正橋を走行していた46歳男性の運転する大型トラックが対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた別の大型トラックと正面衝突した。
双方のトラックは衝突によって大破。順走側のトラックを運転していた55歳の男性が全身を強打し、収容先の病院で死亡。逸脱側のトラックを運転していた男性も胸部を打撲する軽傷を負い、病院で手当てを受けている。
現場は片側1車線。事故当時は前日に降った雪が凍結し、非常に滑りやすい状態だった。逸脱側のトラックは夏タイヤのままであり、これが原因で橋に差しかかったところでスリップしたものとみられている。警察では男性の回復を待ち、自動車運転過失致死容疑で事情を聞く方針だ。