NV-U2ではACC・MP3オーディオプレーヤー、ビデオプレーヤー機能が加わった。ソースはメモリースティック経由で音楽や動画を再生することができる。音声再生は内蔵スピーカーかイヤフォンになる。携帯プレーヤーとして持ち歩くならこの仕様で十分だが、せっかくクルマに搭載するなら、カーオーディオに接続したい。
現状の仕様では、カーオーディオでナブ・ユーの音楽データを聴くには、カーオーディオの外部入力端子に接続するか、FMトランスミッターを介するかだが、クレードル経由で配線できるようにしてはどうか。できれば、電源と併用のプラグと専用コードで配線は1本で済むようにしたい。カーオーディオとの接続は、シガーライターのプラグ部分にイヤフォン端子があるだけでもよいし、そこからピンプラグなど配線がでていてもよい。
まとめ
旧型モデルと今回の新型と両方を使ってみての感想は、まずジャイロセンサーによるナビ精度の高さだ。詳細な地図情報、施設情報とあわせて、地図と道案内という機能だけに限定すれば、据付型カーナビは不要と思えてしまうくらいだ。
また、PDA系のナビゲーションのように汎用OSが搭載され、パソコンのファイルが見られる、インターネットに接続できるといった機能のついたPNDは、GPSの精度がスペック上同じでも処理時間や画面表示が微妙に遅れるので、実走行で違和感を感じることがある。据付型カーナビを使ったことがあり、ポータブルカーナビの動作や機能に違和感を感じていた人は、このジャイロセンサー内蔵のナブ・ユーを使ってみてほしい。きっとPNDの実力を見直すのではないだろうか。