原田工業が発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比69.3%減の1億5600万円と減益だった。
売上高は同21.4%増の135億6700万円と大幅増収だった。自動車用アンテナなど、自動車関連事業の米国での販売が好調だった。
損益では、原材料価格の高騰や地域別売上げ構成の変化で原価率が上昇したことなどから、営業利益は同28.5%減の4億6100万円、経常利益が同52.3%減の3億2800万円と大幅減益だった。
通期業績見通しは売上高が同20.8%増の280億円、経常利益が同33.2%減の10億円、最終利益が同24.5%減の6億5000万円と増収減益の見通し。