佐川美術館の茶室に新日鉄のチタンを採用

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新日本製鐵は、建築物の屋根・外装へのチタンの適用・拡大を推進しているが、滋賀県佐川美術館の中に新設された「樂吉左衞門館」の茶室の屋根に新日鉄のチタンが採用されたと発表した。

樂吉左衞門館は、佐川急便創業50周年記念事業の一環として開設されたもので、陶工の名門樂家15代樂吉左衞門氏本人がコンセプトを創案した。本館を囲む水庭の地下に展示室が設けられ、その展示室上部の水庭に浮かぶかたちで、茶室が建設されている。

チタンは、耐食性を持ち、軽量で意匠性にも優れた環境に優しい金属だ。建材として優れた機能を備えており、新日鉄は、和風建築に相応しい建材の総合的な技術開発を行っている。今回建設された樂吉左衞門館は、同社がこれまで磨いてきたチタン技術のひとつの結実で、今後の更なる市場拡大に寄与することを期待するとしている。

《レスポンス編集部》

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