死亡ひき逃げの容疑者、違反累積で免停中だった

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15日夜、神奈川県愛川町内の国道412号で、道路を横断しようとしていた82歳の男性がクルマにはねられて死亡する事故が起きた。クルマは現場から逃走したが、後に21歳の男が警察に出頭。容疑を認めたことから、警察はひき逃げなどの容疑で逮捕している。

神奈川県警・厚木署によると、事故が起きたのは15日の午後8時25分ごろ。愛川町田代付近の国道412号で、82歳の男性が道路を横断しようとしていたところ、進行してきたクルマにはねられた。

男性は近くの病院に収容されたが、頭部を強打したことが原因で間もなく死亡。クルマは現場から逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。しかし、同日の午後10時ごろになり、21歳の男が同署に出頭。事故を起こしたことを自供したことから、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で緊急逮捕している。

男は違反累積によって免許停止の処分を受けており、事故当時は無免許運転だった。調べに対しては「横断していることに気づくのが遅れた」などと話しているという。

《石田真一》

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