曙ブレーキ工業は、タイの現地法人アケボノ・ブレーキ(タイランド)で、新たにブレーキパッドを生産する工場を新設すると発表した。
すでにタイの既存の工場の隣接地に2万7000平方メートルの土地を取得している。工場は2008年5月に完成する予定だ。
工場創業時の生産能力は月産25万個を見込んでおり、2010年中には月産40万個に引き上げる計画。総投資額は約12億円。
タイの子会社は現在、ディスクブレーキの生産、供給に向けて最終準備を行っている。ディスクブレーキに加え、ブレーキパッドも現地生産することで、顧客ニーズに迅速に対応していく。