ニッパツが発表した2007年9月中間期の連結決算は、中間期純利益が前年同期比29.2%増の91億と増益となった。
売上高は同9.2%増の2251億円と好調に伸びた。懸架ばね事業、シート事業、精密部品事業ともに、自動車メーカー向けが好調で全体を引っ張った。
収益面では、売上げの伸びに加え、原価低減や業務の効率化で収益率がアップ、営業利益が同8.4%増の112億円、経常利益が同8.8%増の124億円だった。
通期業績見通しは売上高が同11.2%増の4761億円、経常利益が同15.9%増の315億円、最終利益が同26.8%増の202億円と、大幅な増収増益を達成する見通し。