「公務員なので事故はマズイ」と逃走の男を逮捕

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千葉県警は7日、交差点での出会い頭衝突事故を起こし、相手に軽傷を負わせたまま逃走していたとして、24歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。男はいすみ市職員で、「公務員なので事故はマズイと思って逃げた」などと供述している。

千葉県警・茂原署によると、問題の事故が起きたのは10月20日の午後11時10分ごろ。茂原市高師付近の市道を走行していた26歳の女性が運転する乗用車に対し、交差点の一時停止標識を無視して進行してきたクルマが衝突した。

女性は頚部などを打撲する軽傷を負ったが、相手のクルマはそのまま逃走。警察では現場に落ちていた部品や塗膜片から車種を特定。車当たり捜査を行い、現場近くに住む24歳のいすみ市職員の男が容疑に関与したとして、今月5日から任意で事情を聞いていた。

当初、この男は容疑を否認していたが、現場から採取した部品などが一致。この点を追及したところ、7日になって「事故を起こしたまま逃げた。公務員なので事故はマズイと思った」などと供述したことから、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)などの容疑で逮捕している。

《石田真一》

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