静岡のワゴン車暴走事故、居眠り運転の16歳少年を逮捕

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静岡県静岡市葵区内の国道362号で1日朝に発生した重傷ひき逃げ事件について、静岡県警は5日、事故当時に容疑車両であるワゴン車を運転していたとして、16歳の少年を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

静岡県警・静岡中央署によると、問題の事故は1日の午前8時40分ごろ発生した。静岡市葵区常磐町1丁目付近の国道362号を走行中のワゴン車が道路左側の路外に逸脱。交差点部から歩道に乗り上げて暴走を続け、歩行者5人に次々と衝突した。

この事故では男性1人が骨折などの重傷、4人が打撲などの軽傷を負ったが、クルマは現場から逃走。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始し、事故当日の午後に葵区内の有料駐車場に放置されている容疑車両を発見。クルマの所有者に事情を聞いていたところ、所有者の弟にあたる16歳の少年が運転していた可能性が高くなった。

警察ではこの少年から任意で事情を聞いていたが、居眠り運転を原因とする事故を起こしたことを大筋で認めたことから、5日までに逮捕した。

《石田真一》

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