アルプス電気が発表した2007年9月中間期の連結決算は当期損益が92億円の赤字に転落した。特別損失187億円を計上したため。
売上高は同3.5%増の3556億円、営業利益は同7.4%増の131億円と増収増益だった。電子部品事業は、音響製品事業はともに好調で増収増益だった。物流事業は増収ながら収益率が悪化して減益だった。
経常利益は同18.2%減の112億円だった。為替差損23億円を計上したことが響いた。
通期業績見通しは、売上高が同4.4%減の6770億円、経常利益が同26.9%減の180億円だが、当期純利益はMR資産売却益を計上するため、同144.0%増の120億円となる見通し。