トヨタ自動車は7日、2008年3月期の連結業績予想を期首時点から、純利益で500億円多い1兆7000億円(前期比3.4%増)に上方修正したと発表した(一部既報)。
海外販売の好調による9月中間期の大幅増益などを反映したもので、売上高は5000億円多い、25兆5000億円(6.5%増)に修正した。営業利益は500億円上方修正の2兆3000億円(2.7%増)を予想している。
中国合弁分などを除く世界販売も、期首より4万台多い893万台に上方修正した。
下期は為替レートを1ドル=110円、1ユーロ=155円を前提としたため、前年同期比では減益となる。通期のレートは1ドル=115円に置いている。