事故処理の現場にトラック突っ込み、警官死亡

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27日朝、神奈川県横浜市中区内の首都高速道路狩場線の下り線で、交通事故の処理を行っていた現場に後ろからきたトラックが突っ込み、警官がはねられる事故が起きた。警官は収容先の病院で死亡。警察では38歳の男を逮捕している。

神奈川県警・高速隊によると、事故が起きたのは27日の午前8時30分ごろ。横浜市中区本牧ふ頭付近の首都高速狩場線の下り線で、交通事故の処理を行っていた現場に後ろから来た普通トラックが突っ込み、同隊に所属する31歳の巡査長がはねられた。

巡査長は全身を強打。近くの病院に収容されたが間もなく死亡。警察ではトラックを運転していた38歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。巡査長死亡後は容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。死亡した警官は衝突を防止するための発炎筒を設置した際、事故に遭ったようだ。

現場は片側2車線の急カーブで、死亡した警官はイン側にあたる第2車線側にいた。逮捕された男は調べに対し、「事故車両を目視し、ブレーキを掛けたがクルマが流されて第2車線に立っていた警官をはねた」などと供述している。

《石田真一》

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