新日鉄とポスコ、合弁事業…還元鉄の供給と乾式ダストリサイクル

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新日鉄とポスコ、合弁事業…還元鉄の供給と乾式ダストリサイクル
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新日本製鐵と、戦略的提携を結んでいる韓国のポスコは、還元鉄の供給と乾式ダストリサイクルに関する共同事業化で合意した。

ポスコ製鉄所で発生する乾式ダストの有効利用を目的に、ポスコと新日鉄が共同出資し、還元鉄の供給と乾式ダストリサイクルの合弁会社を韓国に設立する。ポスコの浦項・光陽両製鉄所構内にダスト処理能力年間20万トンの新日鉄型の還元鉄生産及び乾式ダストリサイクル(RHF)の設備を1基づつ合計2基を建設・操業し、還元鉄を生産して両社に供給する。

この事業は、新たな鉄源ソースを創出するビジネスモデルで、新日鉄で確立された技術を基盤に両社が協力し、RHFの建設・操業及び還元鉄供給を行う。両社はプロジェクトを国連CDM理事会にCDMMプロジェクトとして共同申請手続きを行う予定だ。

合弁会社は「ポスコ・ニッポン・スティールRHFジョイントベンチャー」で資本金は約50億円。ポスコが70%出資し、新日鉄が30%出資する。総投資額は約160億円を予定している。

《レスポンス編集部》

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