東洋電機製造が発表した第1四半期(6−8月期)の連結決算は、売上高が前年同期比5.9%減の68億300万円、営業利益が同99.1%増の1億1400万円と減収増益となった。
売上高は産業・IT事業部門は増収となったものの、交通事業部門が減収となり、全体でも前年割れとなった。
ただ、収益面では、利益率が改善したことから、本業のもうけを示す営業利益では大幅増益を確保した。経常利益は同1.8%増の1億2300万円となった。当期純損益は役員退職慰労金の会計処理方法の変更で、1億2500万円の特別損失を計上したため、8800万円の赤字に転落した。
通期業績予想は前回発表したものを据え置いた。