日産自動車は、カーナビゲーション向け情報配信サービス「カーウイングス」で、より快適で楽しいドライブをサポートするための新サービスを10月2日から開始すると発表した。また新たに通信料金定額制サービスも導入した。
今回の新サービスは、「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフーと連携し、Yahoo! 地図情報「ワイワイマップ」のクルマへの配信や、カーウイングスビルダーによって個人がクルマの中へ情報発信することをサポートする。
カーウイングスの情報チャンネルを通じて、地図を使ったコミュニティ型サービスYahoo!JAPANの「ワイワイマップ」の参加者が投稿するお勧めの飲食店や観光名所などの様々なスポット情報をカーウイングスを経由して、現在の自車位置にあわせてドライバーへタイムリーに提供する。
また、カーウイングスビルダーのサービス提供を開始する。日産が開発したカーウイングスビルダーは、ユーザーがカーウイングスに情報を登録・配信できるシステム。企業や地方自治体、一般の個人がカーウイングスのホームページ上で自分が発信したい情報を地図の上に登録することが可能となる。
このシステムにより登録された情報は、カーウイングスの情報チャンネルを通じて、ナビゲーション画面へ表示と音声で配信される。カーウイングスビルダーを使うことで、誰でも様々な情報をカーウイングス経由で、自由にクルマの中へ発信できる。
このサービスを利用した館山・南房総市の「観光情報」、NEXCO東日本が運営する「ドラぷら E-NEXCOドライブプラザ」の「SA/PA情報」、地域SNSによって集められた「クチコミご当地情報」の情報提供サービスは10月2日から開始する。
今後、対象チャンネルの拡大も検討している。一般の個人の情報登録・配信サービスは、11月下旬から開始する予定だ。