道路横断の高齢者2人がはねられ死亡

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22日夜、栃木県宇都宮市内の市道で、道路を横断しようとしていた73歳の男性と82歳の女性が進行してきた乗用車に次々とはねられた。2人は間もなく死亡。警察ではクルマを運転していた39歳の男を現行犯逮捕している。

栃木県警・宇都宮南署によると、事故が起きたのは22日の午後7時55分ごろ。宇都宮市富士見町付近の市道を横断しようとしていた73歳の男性と、一緒に歩いていた82歳の女性が進行してきた乗用車に次々とはねられた。

2人は転倒した際に頭部を強打。近くの病院に収容されたが、間もなく死亡している。警察ではクルマを運転していた39歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。2人の死亡後は容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。

現場は見通しの良い片側1車線の直線区間。2人が横断を開始した場所に横断歩道は無かった。警察の調べに対して男は「横断している2人に気がつかなかった」などと話しているようだ。

《石田真一》

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