【D1第6戦】川畑が優勝 2勝は今季唯一

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D1グランプリの2007年第6戦は、9月22日・23日に大分県オートポリスにて開催された。「TEAM TOYO with GP SPORTS S15」(シルビア)を駆る川畑真人が今季唯一となる2勝目をマーク。

ポイントランキング1位の川畑が最大の21点を加算して98点としたことで、82点までしか延ばせなかった2位の熊久保信重(ランサーエボリューションIX)に大きくリードを広げた。次回最終戦で熊久保が最大の21点を獲得したとしても、川畑が8位に入って6点を稼げば07年チャンプとなる。かなり川畑に有利になったといえよう。

予選は、ランキング12位の猪瀬徹(シルビアS14)が1位で通過。続く決勝1回戦では、ランキング6位の日比野哲也(AE86)、7位の内海彰乃(シルビアPS13)の上位ランカーが脱落する波乱が起きる。一方でランキング46位の荻野目久(シルビアS15)が9位と大健闘する一面も。1位はランキング20位の佐久間達也(シルビアS15)だ。

そして追走トーナメント。左ブロックでは、準決勝進出をかけた中盤のバトルで、早くもランキング1位vs2位が実現。この天王山で川畑が制し、その勢いのまま決勝へ進出となった。一方の右ブロックでは、ランキング22位の上野隆博(ソアラJZZ30)が快進撃。ランキング3位の末永正雄(FD3S)を1回戦で下して勢いをつけると、決勝へと進出した。しかし、シーズン通して波に乗っている川畑にはかなわず、上野の初優勝とはならなかった。

次回第7戦は、10月20日・21日開催だ。川畑の初戴冠なるか、それとも熊久保の奇跡の二連覇なるか。会場は、今年2回目の開催となる富士スピードウェイとなっている。

《デイビー日高》

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