日立製作所は、2007年9月中間期の連結業績予想を下方修正すると発表した。
プラズマテレビ事業での競争力向上を目的に、プラズマディスプレイパネルの生産子会社の富士通日立プラズマディスプレイ宮崎事業所で、高高率設備を持つ三番館に生産を集約し、旧型設備の二番館での生産を休止する。これに伴って約150億円の減損損失を計上する。
これに伴って中間期の業績見通しについて、税引前利益を850億円から800億円に下方修正したほか、中間期損益を250億円の赤字から350億円の赤字へと赤字幅が拡大する見通し。売上高と営業利益は前回発表したものを据え置いた。