【トヨタ イスト 新型発表】いじくった“ハコ”デザイン

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新型トヨタ『イスト』のエクステリアデザインのテーマは「“軽快なキャビン”と“タフなロアボディ”とのミックス&マッチ」。2BOXのキビキビさとSUVの力強さを融合させたクロスオーバースタイルのコンパクトカーだ。

2BOX感は従来型より強調されている。Aピラーが起き上がって、ルーフラインが水平基調になった。軽快なキャビンを印象付けている要素のひとつは、Dピラーにある。リアウィングの線が後ろから前に流れていて、勢いがでている。

今回、3ナンバーサイズに拡大することと併せて、デザインもよりワイドに見せたいということで、ショルダーラインのエッジ(稜線)がきつくなっている。従来型はなで肩で柔らかなドア断面をもつ印象があり、「モノボックス」と「フェンダーを含むどっしりとした足回り」との2つが融合した印象だった。

新型イストは、「キャビン」と「ロアボディ」とを明確に区切る古典的な手法をとっている。ボンネットのエッジも後方へ流れ、ベルトラインへ移り変わっていく。コントラストの強い面構成になり、硬そうな印象が強い。

長めのオーバーハングと、分厚く横方向に流れるパネル面が“どっしり感”を醸し出している。前後、バンパーが垂直に下に落ちていることも、“タフなロアボディ”を作り上げている。「歩行者を跳ね除ける安全対策の機能も含んだ形状」とトヨタデザイン部グループ長の小瀬木規郎さん。バンパー下端にはスキッドプレートも有し、ここで大分SUVつぽく見えている。分厚いバンパーはランプの破損防止のため、他車より“のりしろ”を多くとっていると、同じく小瀬木規郎さん。

トヨタにはコンパクトSUVの『ラッシュ』がある。ラッシュが、骨格と本格的な走破性能がSUVそのもので、スタイリングが乗用車的に仕上がっているのに対し、イストは正反対で、乗用ベースでSUVテイストの街乗りクルマなのだ。両者はキャラクターが似ているようで、全く違うものになっている。

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