【トヨタ イスト 新型発表】2代目はヴィッツベースの3ナンバー

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トヨタから7月30日に発表された、2代目『イスト』。他車とは一線を画する独特なキャラクターのコンパクトカーであることがこのクルマの持ち味なのだが、それは新型でも変わるところはない。ただし、新型では「New Style, New Position」を掲げ、さらなる独自路線を打ち出している。

先代同様、2代目についても技術的には『ヴィッツ』がベースとなる。前の世代で兄弟車だった『bB』が『パッソ』をベースに現行モデルが開発されたのとは対照的な進化だ。

チーフエンジニアを担当した三浦清克さんの「コンパクトカー市場が成熟してきているだけに、新たなる提案は必要だと思います。その点、今回のイストには意欲的にさまざまなアイデアを盛り込んでいます」という言葉は、新型イストの開発のねらいを象徴するコメントだ。

その表われが、まずは車格のアップだろう。ヴィッツベースとはいえ、ボディは3ナンバーサイズだし、エンジンはヴィッツには設定のない1.8リッターユニットも搭載しており、132psというパワーだけ見るとじゅうぶん過ぎるのではと思ってしまうほど。もちろんシャシーが負けてしまうようなパワーではなく、走りに余裕が出るぶん、ドライブの質が高まるのは確実だろう。

《近藤暁史》

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