古河電工が発表した2007年4−6月期(第1四半期)の連結決算は、当期純利益が前年同期比18.6%減の34億4600万円と減益だった。米国子会社ののれんの一括償却などが影響した。
売上高は同13.1%増の2820億5900万円と、2ケタの増収となった。需要が順調に推移したのに加え、銅アルミ地金価格が高騰したため。
しかし、営業利益は税制改正に伴う償却費の増加で、同0.9%減の95億8100万円となった。経常利益は為替差損が発生し、同10.7%減の88億8400万円と大幅減益だった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。