古河電工、自動車部品事業を古河APに集約

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古河電気工業は、10月1日付けで、自動車部品事業部門を会社分割し、古河オートモーティブパーツ(古河AP)に移管すると発表した。

同社では、ワイヤーハーネス、電装部品を中心とした自動車関連事業を展開している。自動車部品事業の中心のワイヤーハーネスは古河APが開発・製造しており、端子やコネクタ、ブロックなどのハーネス部品、ステアリングロールコネクタなどの重要部品は古河電工が開発・製造している。自動車メーカーのグローバル化やニーズの多様化、高度化、低コスト化に対応するため、ワイヤーハーネスと電装部品を一体となった組織で開発・生産することにした。

古河電工の自動車部品事業を古河APに移管後、古河APは古河オートモーティブ・システムズに社名を変更する。事業の移管に伴って、古河APは普通株式200万株の新株を発行し、全部を古河電工に割当てる。また、古河APは株式交換で9月14日で、古河電工の完全子会社となる。

事業の統合で、意思決定のスピードアップと業務の効率化を図っていく。

《レスポンス編集部》

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