住江織物が発表した2007年5月期連結決算は、最終利益が前年同期比27.5%増の27億2000万円と大幅増益となった。
売上高は同1.6%増の766億7000万円と微増だった。自動車関連では、カーペット製造設備を増設した米国子会社の売上高がシート材とともに大幅に増加し、伸び悩む国内向けを補完し、インテリア事業も順調に推移し、増収となった。
営業利益は原材料の高騰があったものの、売上げ増や為替差益、コスト低減効果で同5.2%増の20億2400万円と増益だった。経常利益は同12.6%減の20億2000万円と減益だった。
2008年5月期の業績見通しは売上高が同3.0%増の790億円、営業利益が同13.6%増の23億円、経常利益が同29.8%増の26億円となるが、当期純利益が同44.9%減の15億円の見通し。