8日早朝、鹿児島県鹿児島市内にあるマンションの駐車場で、エンジンを掛けたまま停車していた乗用車から出火する事故が起きた。隣に止めていた別のクルマにも延焼し、2台とも全焼している。乗ってた1人は車外に逃げ出してケガは無かった。
鹿児島県警・鹿児島南署によると、事故が起きたのは8日の午前5時ごろ。鹿児島市紫原6丁目付近にあるマンション駐車場で、エンジンを掛けたまま停車していたクルマのエンジンルーム付近から出火したと消防に通報が寄せられた。
クルマは爆発炎上。隣に駐車されていた別のクルマにも延焼し、駆けつけた消防隊が消火を行ったものの、約40分程度で2台とも全焼した。最初に出火したクルマには男性1人が乗っていたが火が出た直後に車外に脱出しており、ケガはなかった。
男性はエンジンを掛け、クーラーを効かせたクルマの車内で仮眠を取っていたという。警察では寝ているうちにアクセルを踏み、エンジン回転数が上がったことが原因で異常加熱し、出火に至ったものと推測している。